縁あってワシントンDCに移り住み、2008年デュポンサークルにジュエリー制作教室Studio
MIZU(スタジオ・ミズ)をオープンしました。
日本語でジュエリー作りを楽しむことができるだけでなく、質の高い「ものづくり」を追求する場所を作りたいと思ったのです。
実際、生徒さんがいらしてみると、アメリカという異国で暮らすストレスを教室で作品を作ることで発散し、リフレッシュしにいらしていることもわかりました。
「Meditationに来ているみたい」
子育てで忙しい合間を縫っていらしてくださっている生徒さんの言葉です。
ものづくりを楽しみながら癒される…こんな効果があることに気づかされる瞬間でした。もしかしたら私がここまで続けることができたのも、そんな力に助けられていたからかもしれません。
私が踏み出した一歩から始まり、様々な出会いのおかげでStudio
MIZUは今日に至っています。
オープン当初はロスト・ワックス技法のコースだけでしたが、2010年からはガラス・フュージング技法のコースも加わり、「形を作る楽しさ」だけでなく、「色を組み合わせる面白さ」も体験していただけるようになりました。
これからもこのスタジオが制作の場を提供するだけでなく、様々な出会いの場にもなるように私自身も努力していきたいと思います。

|
松本
啓子
(Matsumoto,
Keiko)
東京生まれ。
短大卒業後、日系航空会社に客室乗務員として7年間勤務。
退職後、専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジを修了。
ロスト・ワックス技法を故・斉藤信男氏に師事。
現場でジュエリー制作に携わる。
2008年よりジュエリー制作教室「Studio
MIZU(スタジオ・ミズ)」を運営。
|
|